5月の振り返り:ディオダディ荘の怪奇奇譚と運動習慣、そして仕事に対するラブレター
なんとか1セメスターを乗り越えて、ようやく6月。 個人的にも一番怒涛で、ヘビーだった5月だけど、一方で愛に溢れた木漏れ日のような月でした。シドニーは秋だけど、降り注がれた愛の暖かさでなんだか春のような気分だったなあ。 無茶する勇気を乗り越えた時 今は海外大学院でクリエイティブライティングについて学んでいるのですが、学部に「ライティング」とあるだけに、まあだいぶ文字数書くことを課されます。なので学期末は本当に、阿鼻叫喚のword数を書いていたのですが、ようやくそれも落ち着きました。 日本で学部生だった時もそれなりに文字数の多い課題を出す学部にいたけど、海外大学院の学期末の課題は本当に生活の全てを投げ打って取り組む感じ(笑)家事とか手につかないし、目が開いてる時間は書いてたな。 全部で8つの課題がほぼ同時進行、それぞれが数千wordsごとだったので、数十万wordsを書きながら、仕事の原稿も並行して進めていたので、かなり慌ただしい毎日でした。ただ、一方で、私はもともと量の暴力肯定派なので、こうやって「無理する」経験はすごい嬉しかったんですよね。自力で限界を広げるのってすごく勇気がいるし、仕事の場では誰かに迷惑をかけてしまうこともある。でも学校って、そういう無茶していい場所だから、伸び伸び挑戦できた感触がある。自分で決めてる限界なんて、どんどん広げたほうがいい。 ディオダディ荘に想いを馳せて あわせて、課題で書いたたくさんの創作物の副産物として、自分でも気に入っている作品をいくつか書くことができたのも5月のハイライト。ディオダディ荘の怪奇談義をモチーフにした作品や、植物研究をテーマにした作品を書いたけれど、ディオダディ荘に関してはもう、自分が自分のために書いた作品とすら思える。このディオダディ荘の怪奇談義というのは、『フランケンシュタイン』を書いたメアリー・シェリーが夫のパーシーと、バイロン卿、医師のポリドリ(実際はメアリーの妹・クレアも)とディオダディ荘でそれぞれの怪奇譚を創作して楽しんでいた、という文学史のエピソードなんですが、この怪奇談義で『フランケンシュタイン』と『吸血鬼』のきっかけができた場所なんですよね。この文学のロマンが詰まったエピソードをポストモダニズムの課題で作品に昇華して執筆できたのが、本当に楽しくて。 課題として作品を書い...